ハーブと暮らす生活


ハーブと暮らす生活

仕事や家事の合間にちょっと一息つきたい…。そんなとき、ホッとするような暖かい飲み物があると、体が温まるだけではなく、心まで癒されるような気がしませんか?暖かい飲み物というと、緑茶や紅茶、コーヒーなどが一般的ですが、あまりたくさん飲むと胃を刺激したり、カフェインを摂りすぎたりすることになるので注意したいものです。そこで今日ご紹介するのは、さまざまな効能があると言われているハーブティーです。料理に使用するフレッシュなハーブや、オススメのハーブティーをご紹介しましょう。

ハーブティーの歴史とは

ヨーロッパでは古くから、さまざまなハーブが料理や病気の治療に使用されてきました。ルネッサンスの街イタリア・フィレンツェの観光名所としても知られる、13世紀に設立された世界最古の薬局といわれるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局にはさまざまなハーブを調合して煎じ茶として処方してくれるerboristeria(エルボリステリア・薬草専門店)と呼ばれるコーナーがあります。

ここでは不眠やイライラ、頭痛、高血圧など気になる症状を伝えるといくつかのハーブを混ぜて、その人にあったTisana(ティザーナ・煎じ茶)を処方してくれます。こうしたエルボリステリアはイタリアでは一般的で街を歩いているといくつも見かけることができます。このような煎じ茶はノンカフェインで胃にも優しく、人工的ではない優しいハーブの香りを楽しめるのが特徴です。

処方してもらう、というとなんだか大げさに感じますが、皆さんがよくご存じのカモミールなどもこの煎じ茶の一種で、ヨーロッパでは子供からお年寄りまで幅広い世代の方に愛飲されています。このような煎じ茶は人々の生活に深く根付いており、スーパーでも消化を助けてくれるものやダイエット効果の期待できるものなど、さまざまなタイプのものが手軽なティーバッグで販売されているのです。旅行で訪れる機会がある方は是非チェックしてみてください。

日本でも昔からドクダミ茶や柿の葉茶、ハトムギ茶など体にいいと言われるお茶がたくさんありますよね。子供の頃、家の軒先に干して自宅でこうしたお茶を作ったことがあるという方もいるのではないでしょうか。ハーブティーのオシャレな雰囲気とはまた趣が異なりますが、お子さんからお年寄りまで飲める心からホッとするような味はヨーロッパにおける煎じ茶と同じような位置づけと言えるかもしれません。

料理に使うハーブ

ハーブと暮らす生活ヨーロッパでは毎日の食卓にも頻繁にハーブが登場します。イタリア料理によく用いられるバジルは食欲をそそるさわやかな香りが楽しめるハーブです。乾燥させたものには消化を促進したり、胃のムカムカを軽減してくれる効果が期待できると言われています。日本でも夏の暑い時期に薬味として青シソを添えると食欲がなくてもあっさりと食べられますが、バジルはこれと似たイメージと言えるかもしれませんね。鉢植えのバジルが残ってしまったら乾燥させて保存しておくとお茶として利用できるので便利です。

またローストチキンなどの肉料理や付け合わせのポテトなどに使用されるローズマリーもヨーロッパでは一般的です。肉の臭みを消してくれるだけでははく、殺菌効果や酸化防止効果もあると言われており、ローズマリーから抽出したエッセンシャルオイルはオーガニックの薬草を使用した無添加化粧品の防腐剤代わりに使用されることもあるほどです。特徴あるさわやかな香りのこのハーブは脳の機能を活性化して集中力をアップさせたり、血行を促進してくれるはたらきがあるのだそうです。まだ頭がぼんやりしている朝やデスクワークのために頭を使い過ぎてヘトヘト…といったときにもぴったりのハーブと言えるでしょう。

これらのハーブはいずれも栽培が簡単で育てやすいのが特徴です。家庭菜園やベランダのプランターでも栽培でき、特別な肥料などは必要ありません。スーパーのスパイスコーナーでは乾燥したハーブも売られていますが、料理の場合は生のハーブに軍配があがります。手頃な価格で苗が売られているのを見つけたら是非、プランター栽培にチャレンジしてみてください。

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お茶として飲みたいハーブ

ハーブティーの一番のオススメはミントです。ミントはスペアミントやペパーミントなどいろいろな種類がありますが、いずれもさわやかな香りで嗅いだだけで気分がリフレッシュされるのが特徴です。ハーブティーの効果は乾燥したもののほうが圧倒的に高いと言われていますが、もちろん生のミントをお湯に浮かべて飲んでもOK。あざやかな見た目も楽しめるので、リラックスタイムにはぴったりです。

ミントも消化促進や胃の調子を整えたり、片頭痛を和らげてくれる効果が期待できます。また、ミントの香りはクセがないため、他のハーブとの相性も良く、何種類かのハーブをブレンドするときにもオススメです。栽培が簡単な植物ですが、繁殖力が強いため、あっという間に増えてまわりの植物をダメにしてしまうことがあるので注意しましょう。

ハーブと暮らす生活次にオススメしたいのがレモングラス、レモンバーベナ、レモンバームなどレモンに似た香りがするハーブ達です。レモングラスはタイ料理などの料理にも使用されるので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。

爽快感のある香りなので、気分が落ち込んだ時やイライラしたときのリフレッシュ用に用意しておくとよいでしょう。レモンの香りがするといっても酸味はほとんどないので、他のハーブと合わせやすいのが嬉しいところ。ペパーミントとレモングラスをブレンドしたお茶は疲れた時や神経が高ぶっているときにぴったりです。

最近寝つきがあまりよくない…という方はヨーロッパで人気のカモミールがよいでしょう。一般的なのはジャーマンカモミールで古くから不眠の解消だけではなく、鎮静作用や婦人科系のトラブルにも効果が期待できると言われてきました。リンゴに似た香りがすると言われていますが、ちょっと飲みにくいと感じる方も多いようです。薄切りにしたレモンとはちみつを加えるとグンと飲みやすくなるので、是非お試しください。

これらのハーブティーはノンカフェインで刺激がないため、小さいお子さんからお年寄りまで飲めるものがほとんどですが、妊娠中や婦人科系の持病がある方は避けた方がいいものもあります。体質と悩みにあったハーブティーで心からリラックスできるティータイムが過ごしてみませんか。

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