ミネラルウォーターの選び方


生青汁 ミネラルウォーター

みなさんは普段、どんなお水を飲んでいますか?人間の体の6割は水分であると言われているように、私たちは水がないと生きていくことができません。最近では水道水ではなく、ペットボトルのミネラルウォーターを購入しているという方も多いのではないでしょうか。また震災後は備蓄用にもなるウォーターサーバーを自宅に置くようになったという方が多く、水道水を飲まなくなった家庭も増えているようです。

飲料用に販売されているものはウォーターサーバーも含めて、すべてミネラルウォーターと考えてしまいがちですが、実はそうではありません。今日はミネラルウォーターを含む飲用水の選び方についてお話しましょう。

ミネラルウォーターではないものも?

飲料用として販売されている水は「水源の種類」「加工処理の種類」などによって細かくカテゴライズされています。まずは正確な「ミネラルウォーター」の定義について考えてみましょう。

ミネラルウォーターには

①ミネラル分を含む地下水である特定の水源から採取される水に、ろ過、沈殿などの処理を加え、さらに加熱・紫外線・オゾンなどの力で殺菌処理を施しているもの

②複数の水源から採取する水を混ぜ合わせたもの

③品質を維持するためにミネラル分の調整を行っているもの

などがあります。

ミネラルウォーターの選び方これに対して、「ナチュラルミネラルウォーター」はミネラル分を含む地下水である特定の水源から採取される水にろ過、沈殿、加熱殺菌といった飲用するための最低限の処理を施したものを指しています。あまり人の手を加えず、自然な状態により近いのが、このナチュラルミネラルウォーターなのです。いわゆるミネラルウォーターのさきがけといったイメージのあるフランス産のミネラルウォーターは、実はこのナチュラルミネラルウォーターにあたります。

また地下水が水源であってもミネラル分が低いものは単に「ナチュラルウォーター」と呼ばれています。このナチュラルウォーターにも、ろ過、沈殿、加熱殺菌といった最低限の処理しか認められていません。

この他にも蒸留水や純水、水がおいしいことで知られる地方自治体などが地元の水道水を詰めて販売しているボトルドウォーターや水道水を逆浸透膜と呼ばれる特殊なフィルターでろ過したRO水などと呼ばれるものも販売されています。RO水はウォーターサーバーに用いられることが多く、飲料水や食品メーカーが製品の原料として使用することもある安全な水として知られています。

当然、ボトルドウォーターやRO水はその他のものよりも価格が安くなります。また、ミネラルが入っていない分、あっさりとしたクセのない飲み口でいろいろな飲み物や料理に適しているとも言えるのです。ミネラルウォーターであるかどうかよりも自分が美味しいと思う水を選ぶのが賢い選択方法と言えるのではないでしょうか。

硬水と軟水の違いとは

ヨーロッパをはじめとする海外に旅行に出かけると、シャワーを浴びたときや手を洗ったときになんとなく水の肌触りが違う…と感じることがあります。これは水道水の硬度や蒸発残留物の量の違いによるものです。ヨーロッパの水道水は特にこの蒸発残留物が多く、お湯を沸かしたあと、鍋ややかんにうっすらと白い石灰分が残るため、これを除去するための専用の洗剤が販売されているほどなのだとか。蒸発残留物とは水を蒸発させたときに残る物質のことで、そのほとんどがミネラル分になります。ヨーロッパの人たちは硬度よりも、この蒸発残留物の含有量の高さによって味を判断しているのだそうです。

これに対し、硬度とは水に含まれるミネラルであるカルシウム、マグネシウムの量を指しています。この2つの含有量が高い水は便秘解消やダイエット中に不足するミネラルを補う効果が期待できるものの、軟水に慣れている日本人にとってはクセがあって飲みにくいと感じる場合が多いようです。しかし最近ではヨーロッパでも蒸発残留物の含有量が高い水を飲み続けていると健康被害が出るとして、日本の水に近い軟水がよく売れていると言われています。

また、水に含まれるミネラルというと、カルシウムやマグネシウムばかりが有名ですが、最近ではバナジウムのように新たな健康効果が期待できるのでは?と話題を呼んでいるミネラルを含むミネラルウォーターもあります。もちろん、水に薬のような効果は望めませんが、毎日飲むものだからこそ、少しでも体によさそうなもの、おいしいものを選ぶようにしたいものですね。

ミネラルウォーターの選び方

料理にあった水を選んでおいしさアップ

その土地に伝わる料理や飲みものはその土地の水の硬度に合ったものが多いと言われているのをご存じでしょうか。例えば紅茶やエスプレッソコーヒーには日本の軟水よりもヨーロッパの硬水の方がおいしく淹れられると言われています。これに対し、日本の緑茶や中国茶など、繊細な味や香りを楽しむタイプのお茶をヨーロッパの硬水で淹れると思ったような色や味が出ず、びっくりすることがあります。ティータイムを楽しむときには、飲み物にあった水で淹れるとおいしさもアップして、楽しい時間が過ごせるのではないでしょうか。

また料理に関しても同じように、だしの味が決めてとなる日本の繊細な料理には、やはり軟水が適しています。これはカルシウムにだしのうまみを出しにくくする作用があるからなのだそう。またカルシウムには水分を吸収させにくくなる効果もあるため、お米を炊くときも軟水の方が美味しく炊けると言われています。コトコト煮込む煮物の味も、まんべんなく味がしみ込む軟水に軍配があがるようです。

反対にヨーロッパで食べられているパスタを茹でるときには硬水の方がプリッとしたアルデンテに茹であがりやすいのだそうです。これも昔の人たちが少しでも水にあった料理や飲みものを考え尽くしてくれた結果なのかもしれませんね。

飲みにくいイメージがある硬水ですが、飲み方によってはおいしく飲むことができます。キリッと冷やしてレモンやライムを絞ると、軟水とは違った満足感を得ることができるのでオススメ。硬水に含まれるミネラルには体内の余分な水分を排出してくれる効果が期待できるものもあるため、むくみを解消したいときにはぴったりの飲み物です。

また最近では粉末の緑茶をヨーロッパの炭酸水で割った緑茶ソーダを出してくれるカフェもあります。緑茶だけではなく青汁を炭酸水&焼酎で割ったドリンクも女性から人気を集めているようです。型にはまった使い方にこだわらず、飲み物や料理との新しい組み合わせを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

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